もう一度 君に会えたら
「でー何?」

「彼女・・できたんだ?」

「そー」

「毎日会ってるんだ?」

「あー同じガッコだしね」

「・・・そっか」



それから長く続く沈黙。

俺は2本目のタバコに手を伸ばす。



「私は・・・まだ好きでもいいのかなぁ」

「はい?」

「私は・・・」



『すきだから・・』いつかの浩子の姿が目に浮かんだ。



あぁ・・もう鬱陶しい・・・。
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