Secret Cats


全て話し終えるとリュウはポカーンとした表情になっていた





「普通そういう話そんなふうにあっさりと話さねーだろ」




「こうでもしなきゃ先々やってけねーじゃん」





可哀想なやつだとおもわれて同情されるのなんか真っ平ごめんだ



そんなこと思われんなら自分だけが知ってればいい





そう思っていた





だから友達であろうがあたしの家族事情は話したことはない



なのに何で今リュウに話した?



会って間もないしろくに喋ったこともないやつなのに…


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