small彼氏★
カキカキ…。



みんな真剣〜。



ではなく。



ガヤガヤ。



「し・静かに。」



あまり迫力のない怒り方。



あっ。諦めた。



先生、生徒に負けてどうすんの…。



「先生諦めたね!」



窓際のあたしの席まで加奈子がやってきた。



「ね♪ラッキー☆」



ふと向こう側のクラスを見ると、同じく窓際の高杉と目が合った。



ニカッっと笑顔を向けてきたけど、先生にバレて頭を叩かれてる。
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