空の大きさ


それだけ言うと俺は堀内を自分の方に寄せていた。


もうそれは本当に体が勝ってに動いてしたこと。


でも、何故か俺はその行動を理解していた。




堀内を抱きしめると、その小ささにびっくりする。


女の子が柔らかいって本当なんだな、なんて不謹慎なことを考えてしまう。


でも、少しでも力を増すと折れそうで怖い。



堀内はというと、いきなり抱きしめられてびっくりした様子。



そらそうだろな。


でも、俺は離すつもりはない。



< 107 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop