空の大きさ


謝ろうと思ったけど先生に怒られてしまい、結局授業が終わるまでは堀内とは目も合わず。



せっかく笑顔が見れたのに早くも不機嫌にしてしまった。



授業が終わってすぐ謝ろうと声をかけようとしたが声をかける前に堀内は席を起って教室を出て行った。



項垂れている俺の所に健吾がやってきた。



「どしたの」


「んん、ちょっとな」


「結構な落ち込み具合じゃない?やっぱり腕痛い?」


「痛いけど、それじゃない」


別に健吾に教えてもいいけど、何かが嫌だった。




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