空の大きさ


またポカーンとした顔が戻るのかと思ったけど今度はそんなことなかった。



今度はしっかりと俺の目を見ていて、



俺はその瞳に吸い込まれそうになる。



返事も聞かずに俺は彼女を引き寄せていて



俺の左手が彼女の後頭部に回って、右手は彼女の腰に。




気付いた時には俺は本能のままに彼女にキスをしていた。




彼女の唇から自分のを離した後、俺は彼女を抱きしめた。




愛しくてたまらなくて、




「お願いだから好きって言って」




そんなことを口走ってた。




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