空の大きさ
ー保健室
「お前馬鹿だろ」
「うるせー」
「ってか練習中でも余所見してたらボールぶつかんの分かるだろ」
あの音は打たれた球が俺の右腕にミラクルヒットした音だった。
そのあと同じ部員で普段も仲の良い多笠木健吾(たかさぎけんご)と一緒に保健室に来て手当をしてもらっていた。
俺は桐島空良(きりしまそら)
高校2年、野球部。
ポジションはキャッチャー。
特に何の変哲も無い普通の平凡などこにでもいるようなやつ。
「お前馬鹿だろ」
「うるせー」
「ってか練習中でも余所見してたらボールぶつかんの分かるだろ」
あの音は打たれた球が俺の右腕にミラクルヒットした音だった。
そのあと同じ部員で普段も仲の良い多笠木健吾(たかさぎけんご)と一緒に保健室に来て手当をしてもらっていた。
俺は桐島空良(きりしまそら)
高校2年、野球部。
ポジションはキャッチャー。
特に何の変哲も無い普通の平凡などこにでもいるようなやつ。