空の大きさ


結局そのまま俺たちの間に会話は戻ってこなかった。


そうしてるうちに堀内の家に着いた。


「じゃあ...また、明日」


ぎくしゃくしたままは嫌だな、と思ったけど


「うん、送ってくれてありがとう」


堀内は至って普通だった。


一人テンパってたのかと思うとまた寂しくなる。


堀内に対しての俺の気持ちが変わって来ているのが分かる。



< 84 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop