イケメン医師の危ない検査!!



あー…頭クラクラする。

あたしこのまま窒息死したらどうしよう。

そんなことを考えていると、やっと唇を離した変態医師。
あたしを見ると、フッと笑って、親指であたしの唇を拭う。


「どうです?僕のキス。」

「むかつくキスだった」

「そうですか。まぁ、あなたはいずれ僕を求めるようになりますから。」


何、その自信満々の笑みは。
自信満々の言い方は。
何、その余裕は!!

あーいらつく!

あたしがあんたを求める?
ないない!
求めるわけないよ。

ばっかじゃないの…。
なんでこんなドキドキしてんのよ、あたし。


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