イケメン医師の危ない検査!!
あたしは床に、グデッと寝転ぶ。
うあああああああああ!!
しんどい!!!!
なんでこんなにしんどいねん!!
なんで、いきなり大阪弁やねんっ!
どうでもええわっ!
…何一人で言って、一人で突っ込んでるんだ、あたしは。
あーそれにしてもしんどい。
なんでこんなんなったんだろ?
あー、昨日雨でびっしゃびしゃになったのに、そのまま………ピンポーンッ!
あたしの言葉を遮るな!
チャイム!!
あたしは玄関に向かう。
フラフラしながらね。
まじ、倒れるんじゃないかって思うよ、ほんと。
「はぁー…い。」
「星野病院の者ですー」
わかってますー。
ガチャッと玄関のドアを開けて、玄関の前に立ってる人を見る。
「うわぉ、イケメン。」
「それはそれは、ありがとうございます。」
「あ、口に出して言っちゃった、あたし。」
何言ってんだあたし、なんてことを、ボーッとした頭で考えながら、その人を見つめる。