龍王
「龍王の溜り場みたいなもんなんだ。
だけどたぶん入れるよ」
「ゆ、勇樹!いいのかよ?」
「龍翔さんには俺から言うよ。
美華なら大丈夫だろ」
「そうだな!」
「俺電話してくる。
ちょっと待ってて」
勇樹と冬吾くんがなんか話してて勇樹が携帯いじりながら廊下にでた。
「冬吾くん大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。勇樹あれでも幹部だから」
勇樹が戻ってきた。
「今から連れてこいだって。
美華屋上行こっか。」
「だ、大丈夫なの?
わがままいってごめんね」
「大丈夫だよ。
龍翔さんが…あ、総長ね?
美華の話したら連れてこいって言ってたし。」
「そっか。
今から行くの?」
「そうだよ。
じゃあ行こっか。」