龍王



「うっせー。」

亮さんに言われて顔を背ける龍翔。

「えっ」

龍翔が…。

「ヤキモチ?」

「こい」

龍翔にひっぱられ連れてかれたのは総長部屋。

入った瞬間深いキス。

「はぁ…ん、んぁ…」

龍翔にしがみつく。

「龍翔…」

キスが終わり少し離れる。

「煽んな」

「へっ?なにが?」

煽んなってどういうこと?

「わかんねぇならいい。」

ベッドに座りタバコを吸う龍翔。

「ごめんね。ヤキモチ…。
初めての彼氏だからそういうのわかんなくて。」

「謝んな。お前の初めては俺でいい。」

初めてと言う言葉に機嫌が直ったっぽい。

いろいろ話してみんなのとこ戻った。

「おまえらおせぇ。何してたんだよ」

ニヤニヤする昴。

「しゃべってただけですー。」

「つまんねぇの〜。あっ」

携帯いじりはじめたから舞からメールかな?

椅子に座り、ジュースをのみながらしゃべってた。


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