龍王



佳奈に連絡しなくちゃ。

ワンコールもしないうちにでた。

「あ、もしもし佳奈?」

「もしもし!?なんで今まで連絡してこなかったの!
携帯かえてるから、あたしから連絡できなかったし。バカ美華!」

「佳奈ごめんね?」

「千早にさっき聞いて…。
ほんと心配したんだから」

「うん。ごめん…」

「連絡してくれたからいいよ。メアドかわってないからメールもしてね。」

「わかった!」

「じゃあメール待ってるから」

「はーい。じゃあね」

電話を切る。
変わってない佳奈のマシンガントークにちょっと安心。

佳奈にメールをした。


「帰るぞ。」

「はーい。じゃあまた明日!バイバイ」

龍翔が立ち上がりみんなに手を振り、下に降りた。

龍翔の後ろに乗り、家に帰った。


「ありがとね。じゃあまた明日。」

「おぅ。じゃあな」

キスをし、家の中へ入った。


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