龍王
千早と陽が来てから一週間。
龍翔達は決めたみたいだ。
「あっ美華ぴょん!
一週間ぶりだねー」
陽が手を振りながらはいってくる。
「陽大人しくしとけ。わりぃな。」
龍翔にいいながら座る。
「あぁ。最後に質問がある。
お前等はこいつを命かけて守れるか?」
あたしを見ながら言う。
「それはどっちでだ?
初代達の娘、妹としてか?
11代目の女だからか?」
「両方だ…いや俺の女として」
2人とも真剣だ。
陽も昴も真剣な顔をしてる。
「当たり前だ。
KINGは美華を11代目の女として命かけて守る。
初代達としてなら幻滅するとこだったぜ。」
千早はきっと腫物として扱われるのがイヤだと知ってるからそう言ったんだと思う。
「答えは決まった。
お前等、KINGを受け入れる。