龍王



「しゅん兄呑ませすぎ!」

「これくらい呑めなきゃ頭はってけねぇぞ」

そういって龍翔に呑ませる。

「わっちゃんどうにかしてよー」

「どうしようもないな。
美華は呑みすぎるなよ」

そういいわっちゃんはあたしのお酒を一気した。

「あ、わっちゃん!
あたしのお酒ー」

「早く風呂入って寝な」

あたしの頭をぽんぽんと叩く。

「お前らいちゃつくなよ!」

しゅん兄があたし達にも絡んでくる。

あたしはわっちゃんに任せてパパ達のほうに座った。

「どうした?」

「しゅん兄の絡みうざいし、龍翔に呑ませすぎ」

「駿也も龍翔のこと可愛いんだろ。」

「んーそうなのかな?」

「あぁ。駿也が誰にでも絡むわけじゃねぇだろ?」

「そうだね!」

しゅん兄は気を許した相手じゃないとあんなに絡まない。

「龍翔風呂入ってこい」

パパがそう声かけ龍翔はお風呂入りにいった。

あたしもはいってこよーと。

着替えをもってお風呂に入った。

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