龍王



「呑め呑め〜!」

みんな酔って呑ませて呑まされての繰り返し。

龍翔大丈夫かな。

パパ達と呑んでるからいいや。

「あたし寝るね。おやすみ」

「「「おやすみー」」」

自分の部屋に行き寝転がる。

コンコン―――

「はぁい」

「入るぞ。」

「あれ、龍翔いいの?」

「初代が美華のとこ行ってこいって。」

「そっか。龍翔酔ってる?」

「酔ってねぇ。」

下からギャハハと笑い声が聞こえてくる。

「近所迷惑だよね」

龍翔は苦笑い。

「寝るぞ。」

「うん。」

龍翔も寝転がり、電気を消す。

「龍翔ー?」

「あ?」

「キャンプは決まったけど海決まってないよ?」

「あー倉庫で決めればいいだろ」

「そうだねっ」

「早く寝ろ。」

そういい龍翔はぎゅっと抱きつく。

「おやすみ」

「あぁ。」

軽いキスをして眠りについた。


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