龍王



「んー。」

目をあけると龍翔はまだ寝てた。

「寝てるときは可愛いのになぁー」

「起きてるときはなんだよ」

「うわっ!」

むすっと起き上がる龍翔

「起きてたの?」

「さっきな。…で起きてるときはなんだよ」

「な、なんでもないよっ」

無愛想で不器用なんて口が裂けても言えない。

「ったく…」

「ほら、下行こ!」

起き上がり部屋から出る

「みんなおはよー」

「おはようございます。」

「おはよう!朝ご飯出来てるよ」

ママの作ったご飯を食べる。

起きてるのは4代目から上だ。

「今日溜り場行くでしょ?」

「あぁ。」

「じゃあ用意してくるからみんな起こしといて」

「わかった。」

あたしは自分の部屋に行き用意をする。

30分ぐらいで終わって下に行く。

「あれ?みんなは?」

リビングで雑魚寝してたはずなのに。

「先行った。行くぞ」

家を出てバイクのとこに向かう。

「俺んち寄ってもいいか?」

「うん。その前にお土産買わなきゃ!」

「気にすんな。んなものいらねぇよ」

いる、いらねぇの言い合いをしたけど龍翔が折れ、寄ってもらって買った。

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