龍王



あー緊張する!

「早く行くぞ。」

龍翔に引っ張られ家の中に入る。

「ただいま。」

「おかえりー。あれその子は?」

「俺の女」

「初めまして。櫻井美華です」

「えっ?美華ちゃん?」

頭をあげると…

「麻友ちゃん!?」

「美華ちゃん久しぶりー!」

「うるせぇぞ麻友。…って美華か?」

「大志くん!久しぶり!」

「久しぶりだな。元気だったか?」

「おい。話がわかんねぇ」

「龍翔居たのか。まぁ中入れ。」

家の中に入る。

「麻友ちゃんこれ。」

来る途中に買ったお土産を渡す。

「いいのに…。ありがとね」

「なんで親父達と知り合いなんだよ。」

自分だけ話が読めてないからか、不機嫌だ。

「お前にいつか話そうとは思ってたんだけどな」

「なんだよ。」

「実はな俺龍王初代幹部だ。」

「はぁ?」

龍翔の驚いた顔はなかなかと見れない。

「なんだよ。」

「マジかよ…。」

「んな驚くなよ。」

「はぁー。美華ちょっと待っとけ。着替えてくる」

「わかった。」

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