龍王
「龍翔でほんとにいいの?
あの子無愛想だし不器用だよ?」
「しってる。だけど優しくて仲間想いなんだよ。」
「ふっ…。龍翔のこと頼むな。」
「任せといて。」
「美華行くぞ。」
まだちょっと不機嫌な龍翔。
「響也達によろしくな」
「美鈴にまた連絡するって言っといて」
「わかったよ。またねっ」
手を振り龍翔と外にでる
「まさか親父がな…。だから初代が親父とお袋のこと知ってたのか」
「大志くんが龍王入ってたのそんなびっくりした?」
「元ヤンだろうなとは思ってたけど龍王入ってるなんて知らなかった。」
「なんで隠してたんだろうね?」
「親父しかも初代の一個下だろ?なんであんな馴々しく呼んでんだよ?」
「うーん?知らない。今度パパに聞いてみよっか」
「あぁ。乗れ」
単車に乗り溜り場へ向かった。