龍王



「おつかれ。」

亮さんが勇樹にお茶を渡す。

「ありがとうございます。」

ゆっくんのほうを見るとすごい不機嫌。

「ゆっくん大丈夫?」

「無理。マジ女うぜぇ。」

本当に嫌そうな顔するゆっくんに苦笑い。

「てか、みんな入らないの?」

「俺行ってくる。勇樹行こうぜ」

「はい!」

昴と勇樹が海へ行った。

「3人とも行かないの?」

ゆっくんは寝そうだ。

「俺はまだいいや。龍翔は?」

「俺もいい。」

せっかく海来たのに。

龍翔を見ると、目を瞑っていた。

たぶん寝てはない。

でも…ほんとかっこいい

ほどよい筋肉がついてきて腹筋も割れている。

顔もよければ体もいい。

モデルになれると思う。

「…そんな見んなよ」

目を瞑ったまま言う。

「見てないっ//」

焦って言うと龍翔が鼻で笑った。

バカにされた!
絶対今のバカにした。
しかも見てたことわかるってどっかに目ついてるのかな?

「ついてねぇよ、バカ」

龍翔ってエスパー?
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