龍王
「へぇー…昴やるね」
ニヤニヤしながら昴を見る。
「ニヤニヤしながらこっち見んな。」
「まぁまぁ。付き合ったんだしよかったじゃん」
亮さんがまとめる。
「舞おめでとっ」
「ありがとー!」
みんなとお昼ご飯を食べてまた泳いだ。
「美華つかれねぇの?」
呆れた顔をする昴。
「全然!楽しいもん!」
ずっとはしゃぎっぱなしのあたし。
もう夕方だ。
人もだんだんといなくなっていく。
「そろそろ帰るぞ。」
「えーもう帰るの?」
「また来ればいいだろ」
頭を撫でる龍翔。
渋々頷いて舞と着替えに行った。
単車に乗り家へ送ってもらう。
「今日はありがと!」
「あぁ。じゃあな」
「うん。バイバイ」
龍翔を見送り家の中へ入る。
あたしは疲れてお風呂に入りそのまま寝た。