龍王



「龍翔。昴達と一緒だって!」

「そうか。んじゃ部屋行くぞ」

荷物を持ち105号室に入った。

「舞と今年一緒だね!」

「去年誰と一緒だったんだ?」

「あたし、じゅんくんとわっちゃんと唯ちゃんだよ」
「舞は?」

「えーっと、ともくんとけんちゃんと梓ちゃん。」

「すげぇメンバーだな」

「そうかな?
てかほっぺ大丈夫?」

「あぁ。」

「慎さんのどうだった?」

「重いな。もろ受けたら意識飛ぶんじゃね?」

「とりあえずこれで冷やして。パパのは明日になってあざできるし、すごい腫れるから。」

「よく知ってるな。」

「組の人がヘタうったとき見てるし。」

昴のほっぺにあてる。

「冷たっ」

「我慢して。みっともない顔になってもいいの?」

「我慢します。」

「昴をこんなに言い包めるのは舞だけだな。」

龍翔が言う。

「うっせぇ。」

昴がちょっと動いたら

「じっとして!」

と舞に言われてた。

「はい。」

昴が座り直す。

「てかご飯まで時間結構あるよね。」

「だな。どうする?」

「俺こんなんだし、ここに居る。舞どうしたい?」

「ここに居るよ。」

「あたし達外出てくる?」

「あぁ。」

「じゃあいこっか。行ってくるね。」

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