龍王
「ただいま〜」
「おかえり。
純平くんのとこ楽しかった?」
「楽しかったよ。
ママ今日のご飯なに?」
「美華ちゃん久しぶり!
ハンバーグだよ」
「あーちゃん!
調子どう?」
「順調だよ。
しゅん呼んでくる。」
手を洗い、席についた。
「亜佳里。動くなって言っただろ」
「先生も動いた方がいいって言ってたもん」
「しゅん兄は心配しすぎ!
ほらご飯たべよ」
みんなでいろいろ話してお風呂に入った。
「明日の夜、慎のとこ行くからな」
ベランダでタバコを吸うパパ。
あーちゃんのこと考えてるのかな。
「クスクス、わかったよ。
おやすみ、おじいちゃん」
「バーカ。
さっさと寝ろ。」
パパは照れかくしのように後ろ向いた。
意外と可愛いなと思いながら寝た。