龍王



「あ、おはよ」

冬吾くんと勇樹がきた。

「「おはよー」」

「ねぇ、亮さんなにしたの?」

「あーちょっと忠告したんだよ」

「忠告?」

「うん。話を回したんだ」

すごいな亮さん…。

ともくんが入ってきてみんな席についた。

出席とるときも利沙達の名前呼ばなかった。

やめさせられたんかな?

あっくんたちにも話回ったし。

まぁ、あたしには関係ないけど。

また自習か。

「美華。屋上いこっ」

なんで勇樹はこんなに可愛いんだろ?

「うん!」


「うわっ先輩方不良ですね」
もうさぼってる4人。

「てめーもさぼってるだろ!」

「あ、亮さんいろいろしてもらったみたいでありがとね。」

「おい!シカトか?コラ」

「全然いいよ。」

「り、亮までシカトすんなー!!」

「ふっ、どんまいっす。
昴さん。」

「今勇樹鼻で笑っただろ、おい!」

今日も賑やかだ。


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