龍王



なんか明日のために準備があるとかいってあたしは学校から家まで送ってもらった。

「ただいまー」

夕方なのに全員集合。

みんな特攻服もってきてるし。

「美華。ばれてないよな?」

ニヤニヤするかず兄。

「大丈夫。」

あたしもなんかノってきた。

みんなでいろいろ話早めに寝た。


あたしは用意し、みんなより先に出た。

コンビニにいつもの車。

亮さんと龍翔が乗っていた。

2人ともどことなくぎこちない。

緊張してるんだろーな。

溜り場へ着くとみんな特攻服を着ていて、緊張した顔。

龍翔たちは幹部で最終打ち合せがあるらしくって先にあがってた。

「みんな緊張してるの?」

「当たり前だよ!
俺等は初めて会える人が多いし」

かず兄達辺りかな?

「大丈夫。リラックス。
現役はみんなでしょ?
11代目は頑張ってるなって思わせないと。気合い入れて!」

みんなは納得した様で緊張した顔が少しほぐれた。

「おい!もうすぐくるぞ」

龍翔たちが降りてきてすでに着替えてた。


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