龍王



あたしはパパ達がいる方へ歩く。

後ろで昴が小さい声で呼んでいたがパパの隣に向かった。

パパの隣に着くとみんなポカンとしてた。

「娘がいつも世話になってるな。
こいつらも美華が娘や妹のように可愛がってるもんで礼をいいにきた。」

みんな驚きがかくきれてない。

「乾杯。」

パパの一言で始まったがみんな動揺してる。

「向こう行ってくるね」

パパ達に言ってから龍翔達のとこへ。

「お前…初代の娘だったのか?」

動揺と焦りの目で見てくる。

「うん。あたし櫻井だよ?」

あっと言う顔をする。

面子のみんなは今まですいませんでしたと頭を下げてくる。

だからイヤなんだ。

泣きそうになって顔を下げる。

龍翔たちまでもが焦ってた。

「あっ…」

誰かが声をあげ後ろを見たらしゅん兄がいた。

「だからこいつ言わなかったんだよ」

「えっ?」

みんなどうゆうことかわからない顔をしてる。

「初代の娘って知ったら腫物扱いだろ?
それがイヤだったんだよ」

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