龍王



「バカじゃねぇよ。
早く寝ろバカ」

「ハハッ。バカじゃねぇよ」

龍翔の真似して言うと髪をぐしゃぐしゃしてきた。

「ほら早く寝ろ」

布団をかぶせられた。

「着替えてくる。」

龍翔が部屋を出ていった。

龍翔と付き合ったんだ…。
だんだんと眠くなり、おやすみと龍翔の声が聞こえて寝た。



「んっ…」

目を開けると龍翔の寝顔。

あ、昨日付き合ったんだ。
顔が熱くなるのが分かる。

でも龍翔の顔ってほんとキレイだなぁー。
あたしの顔こんな不細工なのに。

「そんな見んなよ」

あくびしながら起きる龍翔。

「わっ!いつから起きてたの?」

「今起きた。誰かさんが見てくるからな。」

「お、おはよ」

「ん。」

ちゅっとキスをされ龍翔は起き上がった。

「行くぞ」

あたしも急いで起き上がって龍翔の後についてった。

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