龍王



「おはよ。美華ちゃん」

時計を見るともう昼だった。

勇樹と昴とゆっくんはまだ寝てる。

「おはよ。わっ」

いつもの席に座ろうとしたら龍翔に引っ張られ龍翔の横に座らされた。

亮さんはびっくりした顔してたけどおめでとって言った。

あ、そっか。
ここ総長と総長の女しか座っちゃダメなんだっけ。

「んー。えーーっ!!いたっ!」

昴は起きていきなり大声をだして頭を押さえた。

「んー。なんスかぁ?」

あくびをしながら起きる勇樹。

ゆっくんも目をこすりながら起きた。

「み、美華が!」

昴があたしを指さす。

「あっ!付き合ったの?
おめでとうございます」

勇樹はよかったね、美華と付け足す。

ゆっくんはあたしと龍翔を見てまた寝た。

亮さんは昴に薬を渡してた。

「あーいて!2人付き合ったのか!?」

龍翔はタバコを吸いながら雑誌を読んでる。


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