─君は輝く空の上─
『やっと戻ってくれた』



顔が赤くなくなった。




私も同じ事言われたら、きっと朱蓮以上に真っ赤だと思う。




『花音こっち来て』



2人用の丸いテーブルを指さして『座ってて』そう言う朱蓮を見て、座った。




すごいな。お店出してるとか。



『何が食べたい?』



メニューリストを開いてそう言った。


沢山書いてある。





パフェ・ショートケーキ・モンブラン・クレープ…



「じゃあ、朱蓮が私に選んで?」




沢山ありすぎて、選べないから。




食べたい物ばかりある。





『じゃあ、花音の、か、が花だから、フラワーフルーツケーキでいい?けっこう俺的にオススメなんだ』





フラワーフルーツケーキ☆


すごい名前。



楽しみだなぁ。




「それがいい」



『じゃあ、ちょっと待ってて、作ってくる』




朱蓮が作るんだ。




料理得意そうと思ってたら当たりだ!




作ってくれてる間なにしようかな。




よく見ると、もう沢山の人がテーブルに座っている。




人気なんだ。




そりゃ、そうだよね。




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