─君は輝く空の上─
私は久しぶりに屋上に出た。


『はぁ、はぁ、はぁ…』



誰かいる?



もしかして、この声は


「朱蓮!!」


『はぁ、はぁ、か、かの…ん?』



「朱蓮、大丈夫?家まで行っていい?」




朱蓮をまず寝かせないと。


保健室は無理だし。



朱蓮はうなずいた。




よし、頑張るか!



朱蓮の手を私の肩にかけて、一歩ずつ進んだ。



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