─君は輝く空の上─
『よし!誰もいない』


ボールをついてゴールに入れようとすると。





《ガコン!!》





入らなかった。



『やっぱりな。なまってんな』




ボールをつきながら走ってみた。



全然大丈夫だ。




「しゅ~れ~ん」




ん?




後ろをみると、買い物袋を持ってる花音がいた。



『花音!買い物帰りか?』


「うんそうだよ、ってか朱蓮、バスケしたり、走っていいの?」




花音は心配そうにこっちに来た。



そういや、花音は知ってたもんな。




『おぅ!もうあれから1年経ったしいいって』


心配そうな花音に笑顔を見せた。



「よかったね!じゃあまたあのカッコいいシュート決める朱蓮観れるんだ」




よかった。

もう見られないと思った。



また走れるのか、安心した。




じゃあ、バスケ部に戻れるんだよね!


『Thank You』



花音は重たそうな買い物袋をベンチに置いた。


「朱蓮のシュートみたい」


朱蓮はボールを3回ついて、ボールを投げた。




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