─君は輝く空の上─
ため息をつく花音。




「やっぱ私にはダメか」





花音はボールを拾って、ボールを見つめている。





『諦めんな!俺は一度、バスケを辞めようと、退部届けを貰おうとした、けど、コーチが『諦めんな!諦めたらそこでおわりだ、すぐ諦めてどうする?自分に勝て!』って言ってくれたんだ。だから俺は今、ここにいる』




そうだ。俺は自分に強くなりなかった。




から一生懸命練習した。




「わかった!もう一度やってみる」



花音はボールを持った。





『あせらず、ボールに集中して、足のクッションをいかしたら入る』


花音は、深呼吸した。



「あせらず、集中して、足のクッションをいかす」



よし!今ならいけそうな気がする。



花音はボールを投げた。




< 141 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop