─君は輝く空の上─
疲れたな。今日はさすがに。



時計は6時。夏は明るいから時間がわからないからな。




『時間大丈夫か?』



花音は時計を見た。



「うわっ!もうこんな時間、じゃあ帰るね」



重たそうな買い物袋を両手で2袋もって言った。



『家まで送る』


「ありがと」



朱蓮はボールを片手に持った。



『重たい方持つよ』



片手しか空いてないからな。


「えっ、いいよ」


『こっち持つな?』



朱蓮はジュースなど、入った重たい方を片手に持った。



「優しいね!」



花音は買い物袋を両手で持って言った。



やっぱ、重たかったんじゃねぇか。


花音らしいけどな。



『いつも迷惑かけてごめんな』


俯く朱蓮。



いつも、いつも、俺が苦しい時、そばにいてくれたの花音だからな。


嫌な顔1つしないでそばにいてくれた。




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