─君は輝く空の上─
お兄ちゃんは細くて長い指で私の長い髪をくるりと巻いた。





それから10分ぐらいで完成した。



『よし、やっぱこの方が似合う』





私は鏡を見た。





そこにはいつもと違う私が映っていた。






「お兄ちゃんありがとぉ!」





なんか大人っぽい感じする。




いつも髪なんて巻かないから。






< 161 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop