─君は輝く空の上─
急に肩をポンっと軽くたたかれた。



『はよー』



朱蓮だった。


びっくりしたぁ!




「おはよー」



『さっきの笹木だろ?』



もしかして見てたの?



へんな所見られたじゃん──。




「う、うん」



朱蓮は私の顔をジっとみつめた。



なんか変かな?



もしかして朝食べたのが口に付いてるとか?




『何かあっただろ?笹木に何された?』



へ?



良かった。私の思った事と全然違う。


でも朱蓮はこっちをずっとみている。


真っ正面でしっかり。


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