─君は輝く空の上─
「はぁ~…」



今は制服に着替え終わったとこ。




『な~に、ため息ついてんだよ』



「しゅ、しゅれん!」




こんな所見られたくなかった。



『バスケのシュートか??』




やっぱ下手だよね。


バスケは難しいもん。


朱蓮見たいにばんばんシュート入れるのは難しい。



ん…?

「って見てたの!?」



うわ!あんな所見られたとか…



もう私終わりだ。




『別に気にしなくていいんじゃね?』



朱蓮は私の方に近づいてきた。



私は目をそらした。



「だだだって」


『あれでも頑張ったんだろ?』



うん、頑張った。



一生懸命集中して頑張った。



「う、うん」

『ならいいじゃん』



朱蓮は私の机の前でそう言って、頭を撫でてくれた…



あったかくて、優しい手。



なんかすごくドキドキする。


「しゅ、朱蓮」


『なんだ?』



「あ、ありがと。元気出た」



なんか、

元気でた!!



『良かった…』





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