─君は輝く空の上─

大丈夫??

次の日、朱蓮は黒髪になっていた。



なんで急に黒髪にしたんだろ…?



気になる。



でも、黒髪の朱蓮もかっこいい☆



「朱蓮なんで黒髪に戻したの?」


『ん?あぁ、先輩らに目付けられたらいやだから』



なんだ、それだけの理由──。




でも、金髪じゃなくなったから、怖くなくなったな。



黒髪だと、優等生ぽく見える。



「そなんだ──」



『あ、俺怖くなくなった?』




なんで私が朱蓮の事恐がってたって知ってるの??



朱蓮の事、きっと傷付けたよね。



「ごめん」


『やっぱ恐がってたか…ごめんな』



なんで朱蓮があやまるの?


私が悪いのに。



「傷付けちゃったよね…朱蓮の事」


『はぁ?何言ってんだよ…でもまぁ、これからは恐がんなよな?』



実は俺は恐がられてるってずっときずいてた。


ちょっとでも、あいつに嫌われたくないから、黒髪に戻した。




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