─君は輝く空の上─
早苗は困った顔しながら「じゃあお願い」って言ってくれた。



―朱蓮side―


『笹木、アド教えてくれないか?』



「いいよ。けど…なんで?」



『花音の学校生活とか、何かあったら教えてほしいから』



花音の事、よく知ってる奴、いるらしいけど、違うクラスって花音言ってたからな。



もし何かあったら、俺はいてもたってもいられないだろ。



「うんわかった。花音には内緒にするね?」



『ああ』



笹木は携帯を取出し、メアドを交換した。



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