─君は輝く空の上─
あれから20分くらいが過ぎた。



「じゃあそろそろ戻ろう?」



朱蓮が頷いたのを確認して、ゆっくり歩いて病室まで戻った。



そして朱蓮をベッドに寝かせた。



時計は12時。


お昼か。



しばらくし、看護婦さんが昼食を持ってきた。



「あら、2人ラブラブね♪」



22歳くらいの若い女の人だった。



「そうですか?」



「そうよ♪お似合いよ」



「ありがとうございます」



朱蓮と笑い合う。



「ゆっくりしてね?」



「はい」



そう言って病室から出て行った。



『お似合いか』



「いや?」



『んなわけねぇだろ』



笑顔で答える朱蓮。



今日は朱蓮の笑顔沢山見るなぁ。



なんか元気もらえる。



「良かった」




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