─君は輝く空の上─
「美味しい?」



『うん!甘さもOK!!』



よし!!


朱蓮は料理できるし、結構味とか厳しそうだから、作るの難しかった。



でも、ちゃんと1人で作ったよ!


こうゆうのはいつもお兄ちゃんいなきゃ出来なかったけど…、今回は1人でレシピ調べて作ったの。



時間かかったけど──。



『花音口空けろ』



へ?



わからないまま口を空けた。



その瞬間、口の中に、チョコケーキが!!



「美味しい」




『ってことだ』




ニヤリと笑う朱蓮。



「良かったぁ。

誕生日おめでとう!」



『サンキューな☆』




下向いて言う朱蓮。



あれ?



朱蓮の目から涙が流れ落ちた。



「朱蓮泣いてる~!!」



『泣いてねぇし』



「泣いてるくせに」



そういう所好き♪


強がる所が。




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