─君は輝く空の上─
笑ってみせた。



『じゃあ何処行きたい?』



「う~ん…あっ、あの丘行きたい」



そう、あの時偶然に朱蓮と会ったあの丘。


景色が綺麗な空や町が見える私の好きな場所。



『じゃ、そこ行こ!』



「うん!って朱蓮歩けるの?」




この前は一歩歩いたら倒れるぐらい体弱ってたから…。



『あれからリハビリしたから大丈夫』



リハビリ!?



「してたの?」



『あぁ、花音が来る前とか帰った後とかにな』



ずっと隠してたんだ。


でもそういう所が大好き!!



『花音?』


「あっごめん!」




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