─君は輝く空の上─
どうなるのよ?


『お入りください』


「あなたも入りなさい」



私は朱蓮がいる部屋に入った。



『お座りください』

「…」



先生が座り、私も前にある椅子に座った。


「先生朱蓮は?」



『…朱蓮くんは、心臓が弱ってます。いつ、心臓が止まるかわかりません…』





どういう事なの?


心臓が止まるかもでしょ…


そんなの、やだよ…



「え…」


先生は小さい声で言った。


「緒方くんのお父さんとお母さんに連絡しなきゃ…」




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