─君は輝く空の上─
「朱蓮…」




寝てるみたい。



私は椅子をベッドの横に置いて座った。




朱蓮の手を両手で握った。




朱蓮に苦しみを与えるなら、私にしてください。



どうして朱蓮なんですか?



「ひくっ、ひくっ…」



また私泣いてるの?




『…泣く、な』



朱蓮はうすく目を開き、私の涙をふいてくれた。




「朱蓮!」




私はベッドに寝てる朱蓮に軽い程度に抱きついた。





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