─君は輝く空の上─
朱蓮の胸…暖かい。



「ひくっ、ひくっ」




思わずまた涙出てきちゃったよ─…




『かの、ん…』



そう言って暖かい両手で私を優しく抱きしめてくれた。




私、好きなのかな?





朱蓮の事…



今、心臓が爆発しそうなくらいドキドキしてる。




きっと、好きなんだ…朱蓮の事。




「早く元気になってね!朱蓮」



私は朱蓮の胸元で言った。




『わか、った』




朱蓮は私の耳元でそう言った。





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