─君は輝く空の上─
『適当に座って』



「うん」



やっぱ2人きりはドキドキする。


初めてだからかな?




すごい熱い。



『なぁ、花音って彼氏いる?』





か、か、か、彼氏!!



そんなのいるわけないじゃん。




「いないよ。朱蓮は?」



『俺もいない』



なんか意外、朱蓮かっこいいしいると思ってた。




「そうなんだ」




なんだか話しが弾まない。



なんでだろ。




『あ、何時に帰る?』




今は2時だし、いつもどうり、5時に帰ろ。



「5時に帰っていい?迷惑だったら言ってね?」



『じゃ帰り送るな☆全然迷惑じゃないし』




良かった。




私そういうの気にするから。



「うん!あっ、心臓…大丈夫?」



あれからすごく気になってたんだよね。




『今でも、痛くなったりする…けど、心配すんなよ?』




本当に大丈夫かな。



我慢してないかな?



「心臓の音、聞いていい?」




『いいよ』




私は、寝ころがった朱蓮の体に近いた。



朱蓮の心臓に耳を当てる。



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