─君は輝く空の上─
そう思ってから4時間目がすぎ、昼食の時間。



いつもどうり屋上で朱蓮と食べてる。




『花音の弁当旨そうだな!』




朱蓮はメロンパンを片手に持ちながら言う。



いつも朱蓮はお弁当じゃない。



いつも、菓子パン。




「そう?毎日自分で作ってるからわからないや」




高校に入ってから、毎日お弁当だから大変。



毎日お兄ちゃんと2人で作っているの。




『俺、毎日パンだからな。』




あ、いい事考えた。




「明日朱蓮のお弁当も作ってあげる!!いやだったら言ってね?」





まぁ早起きしたら2個ぐらい作れるだろう。




『いいのか?』


「うん!!」



朱蓮は笑顔で言った。




やっぱ、言って良かった。





迷ったんだよね。




断れたらどうしよって思ってた。






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