過去へのダイブ~100年分恋した~
私は焼き上がった魚を部屋に運んだ
『ヒナターできたよ~』
大声でヒナタを呼ぶ
奥の部屋からヒナタが出てくるのが聞こえた
『ご飯よそっといた』
「……あぁ」
『いただきま~す!…美味しい!ヒナタどう?』
「……魚の味」
『ふん、どうせ美味しいなんて言ってくれるとは思ってなかったけどさぁ~』
ふて腐れた私を見ようともせず黙々とただ食べるだけのヒナタ
クールすぎるにもほどがあるでしょ!