過去へのダイブ~100年分恋した~


そしていつの間にか朝


庭に出ると雲1つない良い天気だった


『……ヒナタの奴、帰ってるみたいだ』


玄関にはワラジが置いてあった


『とりあえず…朝ごはん作ろう』


・・・って、何もないじゃん


かろうじてご飯があるだけ


『仕方ないなぁアレを使うかぁ』


私は部屋に戻り鞄の中をあさる


非常事態に食べようとしていた缶詰め達を2、3個持って台所にもどる


これでお握りでも作るか


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