過去へのダイブ~100年分恋した~


「……宇宙かい?よくわかんねぇけど星が消滅した光?...かも?」


ヤバッ!なんか面倒臭くなってきたよ


「お待たせしましたぁ」

ナイスタイミングで娘さんがそばを運んできた


私は急いでそばを食べて何事も無かったように店を出た


『あ~美味しかったぁ』

今も昔もそばはそばだねぇ~


なんて感動していた


「……お前さ、さっきの話だけど」


『あ~うん』


「今はいいか……だけど夜にまた話してくんね?」


ヒナタはちょっと恥ずかしそうに目を反らしながら小声で呟く


『いいよ!』


別に話したって未来が変わるわけでもないし!


それに星を見ながらヒナタと語り合うのも悪くないしね!



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