過去へのダイブ~100年分恋した~
チュンチュンと雀の鳴き声で目が覚めた
『ぅ……ん』
枕元に目をやるとそこにはヒナタが座っていた!
私は驚いてガバッと起き上がる
『いっ……頭痛い』
熱はだいぶ下がったみたいだけどまだ頭痛がする
「いきなり起き上がるからだよ…それよりこれ」
ヒナタが手にしていたのは風邪薬だった
「……薬だよな?」
『……うん』
バリバリ日本語で書いてあるのに海外製とも言えない
でも機械で書いてある綺麗な字とか、包装とか江戸時代ではあり得ないものばかりで私はなんて説明したらいいか迷った
「やっぱ……お前秘密ありすぎ」
『ヒナタもね!』
そしてお互い無言
やっぱ厳しいのかな?隠し通すの